【仕立屋の違いは、どう生まれる?】

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【仕立屋の違いは、どう生まれる?】

オーナーフィッター・原のヒトコマ

2019/02/03 【仕立屋の違いは、どう生まれる?】

こんにちは!

 

おとといの投稿では、どの仕立屋さんも実は…

◆生地屋さん・縫製工場が似ている/共通している

◆ハンドメイドの職人や工房を自社で構える店舗は僅少

…といった仕立屋業界の実態に、少し触れました。

 

 

今日は「縫製工場さん」にてお仕立てした場合、

どのようにして仕立屋さんごとの違いが生まれるか

ということをお伝えします。

 

 

結論としては、

知識と経験はもちろんのこと、

お仕立てを担うフィッター自身の世界観、

目的意識や美意識によってでき上がるスーツは

まったく異なる表情に…!!

 

 

同じお客様に、

同じ生地を使い

同じ縫製工場で仕立てたとしても、

サイズ感やデザイン、そして裏地やボタンのチョイスに

大きな違いが生まれるということですね。

 

 

仕立ててくださる工場さんとしては、

培われた多くの技術や知恵の“引き出し”をお持ち…!

その能力を存分に活かせるような

オーダーシートを仕上げられるかが、

フィッターそれぞれの腕の見せどころなんです。

 

 

・襟の太さをどうするか

・第1ボタンの高さをどう設定するか

・フロントカットの広がり具合の設計

・肩パットの厚みと左右差をどうするか

・体型補正をどう組み込むか

・芯地をどこまで挟むか

…などなど、様々な項目を決める際にも、

フィッターの考え方が大きく関わります。

 

お客様には、

フィッターごとの仕上げ方の違いを楽しまれている方や

「自分は、この仕立屋でいつもオーダーする!」

と決めている方々、それぞれいらっしゃいますね(^^)

 

 

弊社の場合は、お仕立てするアイテムの目的を伺います。

◆どんなシーンで着用されるか

◆どんな方にお会いするのか

◆どう見られたいか

◆すでにお持ちのスーツやシャツ, 小物の色や柄

…などを通じて一緒に考えを整理して、

使うべき色柄・デザインを絞り込んでいきますよ🧵

 

 

昨日ネイビーだったから今日はグレー。

…ではなく、

「今日のアポイントが初対面だから、今日もネイビー」

というように、「目的」に沿った装いで

相手目線に立つのが必要だと考えています🤵

 

 

同じ縫製工場さんで仕上げても違ったスーツが

それぞれできあがることはご理解いただけましたか^^?

 

さて、次回は…

前回の投稿で触れました「ハウススタイル」という、

【自社内に工房や職人さんがいて、

 いわゆるハンドメイドのスーツを仕立て上げるお店】

がどのようなものなのかお伝えします(^^)

 

その中で、

弊社の目指す夢や立ち位置についても触れられればと^^

 

 

 

それでは、

本日も素敵な一日をお過ごしくださいませ。

 

 

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