【オーダースーツ業界の、裏話？】

おはようございます。

日本は「イージーオーダー」というシステムが

外国と比べて随分と発達しています。

つまり、「サイズ・デザインの異なる洋服を縫い上げる」

…ということに対応できる縫製工場が

業界を下支えしてくださっているんですね。

そんなワケで、

外注先としての縫製工場さんがあるため、

発注すればどなたでも“オーダースーツ屋さん”になれる。

とも言える業界なんです…！！

採寸(=フィッティング)をするお仕事の人を、

正確には「フィッター」と呼びます。

“自社の工房で職人さんが1着ずつ手縫いで仕上げる”という

テーラー(=もっと細かくいうと、ハウススタイルと呼ぶ)は

なかなか日本国内には存在しないかと…！

また、

スーツの材料となる表地・裏地・ボタンなども、

それぞれの問屋や商社を経て調達するため、

扱う生地ブランドの違いはあれども

仕入先の生地屋さんもほぼ一緒と言えてしまうわけです。

「えっ！どのお店も同じような生地を使ってて、

　外注先の縫製工場さんが縫っているってことは…

　どこに仕立屋の違いがあるの…？？」

ということになりますよね。

…この続きは、また明日に投稿します！

本日も、ステキな一日をお過ごしください。

これらは、現在 修行中のハンドメイド縫製。

型紙を引いてパターンを起こし、カットした生地です。

これから縫い合わせていきますよ！